「ユーッ!キューッ!」
UQモバイルのCM、最近よくやっていますよね。
特に推しているのがおしゃべりプランとぴったりプランです。「スマホ、イッキュッパ、1980円!」って推してる、あのプランです。無料通話ができて、ネットができて1980円となると、確かに、すごく安くてお得に見えますよね!
「えっ!?めちゃくちゃ安いじゃん」って私も思いました。でも、うまい話はなくて、そこには、やはりカラクリが存在します。
私自身、UQモバイルをしばらく使っていて、そのカラクリがいくつも判明しました。使い始める前に知っておきたかったものです。
この記事では、そんな、おしゃべりプラン・ぴったりプランのデメリット、カラクリについ徹底的に明らかにしたいと思います。
※当記事は執筆時点の情報です。契約時は公式サイトも確認ください。
目次
そもそも、おしゃべりプラン、ぴったりプランってどんなプランなの?
おしゃべりプラン・ぴったりプランは、データ定額+無料通話のプランです。
UQモバイルによれば、料金は下の表のとおり。
「月額1980円、さらに家族割で1480円」というのが、UQモバイルが提示している価格です。
たしかに一見すると、すごく安いですよね。でも、この表にいくつかのカラクリが隠されています。
イッキュッパの1980円は1年だけ
イッキュッパの1980円は、1年だけです。
2年目以降は、1000円増しになります。
圧倒的な低価格をうたっておきながら、料金が1000円増えます。
2年目以降はイチキュッパ割という、謎の割引が適用されなくなるので、それで1000円増しです。
「1980円!」と深田恭子が言っているのは、1年目に限った話です。
「1980円~!」の「~」という言葉には、「2年目に1000円増えるよ!」という意味が含まれているのです。
家族割も1年だけ!2年目は500円増
家族割もCMも流して、すごく推していますよね
「家族割でイチヨンパ1480円、家族丸ごとUQだぞ!」ってやつ。
でも家族割の適用も、最初の一年間のみです。
つまり、家族割がなくなる2年目は、さらに500円増しです。
だから、CMは正しくはこうですね⇒「家族割でイチヨンパ1480円。ただし、イチキュッパ割と家族割の適用は1年間のみで、2年目は1500円増しになるから、月々の支払いは2980円だぞ!ユーッ!キューッ!」
1480円⇒2980円って倍以上の金額ですよね。
完全なる「2年縛り」
おしゃべりプラン・ぴったりプランは、25か月以内に解約すると契約解除料10260円を取られます。
さらに、契約時に分割でスマホを買った人は、安くスマホを購入したつもりが、残り全額を解約のタイミングで支払うことになります。
「契約解除料」と「スマホ代金の残債」、この2つがあるから、2年間は他のキャリアに移動する自由がありません。
これらは、ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアと同じ「2年縛り」と呼ばれる料金システムです。
せっかくの格安SIMなのに、大手キャリアと同じ、2年縛りなんです。
「思う存分SNS、データ消費量ゼロ」⇒ インスタは厳しいです
「思う存分SNS、データ消費ゼロ」ってCMもあります。
UQモバイルには、通信速度を300kbpsの低速モードに切り替えると、データ消費量がゼロになります。でもこれって、「速度制限にかかった」のと、同じ状態なんです。だからデータ消費ゼロって、まあそりゃそうですよね。
この状態でも、twitterはLINEは確かにできないこともないですが、インスタグラムは正直、読み込みが遅いです。ストレスを感じるレベルです。
画像や動画が中心のインスタグラムは、読み込みで止まってしまうことが多く「快適に使える」とは言い難いのが正直なところです。
3年目以降はデータ容量が半分になる
3年目以降は、データ容量が半分になります。
UQモバイルが提示しているデータ容量は、「データ通信量、倍増キャンペーン」の適用時のもので、3年目はキャンペーンの適用がなくなります。
したがって、3年目のデータ容量は半分になります。
6GBのプランのつもりが、次の月から3GBになったら、ちょっとやりくりできないですよね。
おしゃべりプラン、ぴったりプランにメリットはあるのか?
これだけ、デメリットを並べると「デメリットしかないじゃん!」という感じでしょう。
でも、私自身はデメリットに目をつむり、UQモバイルのおしゃべりプランMを利用しています。
なぜ、これだけデメリットがあるのに、「UQモバイルのおしゃべりプラン」を私が利用しているのか。その理由を話したいと思います。
通信速度が圧倒的に速い
UQモバイルの通信速度は、他の格安SIMに比べて、これはもう「圧倒的に速い」です。
そもそも格安SIMというのは、大手キャリアの回線を借りて、ネット通信を提供するサービスです。
その性質上、大手キャリアの通信速度を上回ることがありません。
そんな中で、UQモバイルは、唯一、「大手キャリアの通信速度に匹敵する」レベルの通信速度があります。
私は、「格安SIMにして節約したいけど、ネット通信で不便を一切感じたくない!」と考えてました。そうなると現状では、UQモバイル以外に選択肢がなかったです。「通信速度が妥協できないなら、消去法でUQモバイルになるよね」というような感じです。
機種代が実質108円だったから
UQモバイルは、2年縛りを守っている限りは、機種代が108円で購入できます。
頭金108円を支払うと、機種代の分割払いを相殺する形で、マンスリー割という謎の割引が適用されます。
なので機種代は頭金の108円のみです。「分割払いを律義に守る」、つまり「2年縛りをしっかり守る」、この限りにおいては機種代金が実質108円です。
実質108円だからといって、おもちゃみたいな格安スマホということもなく、コストパフォーマンスに優れた人気の機種です。
iPhoneやGalaxyの最新機種というわけにはいきませんが、そこそこの性能がある機種がたった108円で使える、これが僕がUQモバイルを使い続ける理由の一つです。
高負荷の最新ゲームなどをやると、少し読み込み速度に差が出ますが、それ以外の、ネット閲覧やアプリの使用、SNSなどで読み込みが遅くてストレスを感じることはなかったです。
なので、私の使う範囲では、最新のハイスペックの機種は必要なく、安価なコスパ型の機種を利用しています。
データ容量半減は「機種変更」によって回避できる
3年目以降はデータ容量が半分になる。このことを、おしゃべりプラン・ぴったりプランのデメリットとして挙げました。
このデメリットは、実は「機種変更」によって回避できるのです。
UQモバイルには、機種変更すると、「増量オプション」なるものが適用され、「データ容量の半減」を回避できます。
機種変更は実質108円なので、今の機種を使い続ける場合でも、とりあえず機種変更するようにします。
そして、新しく手に入れたスマホは、予備に置いておくなり、売るなりすればいいのです。108円の機種でも、新品未開封なら、1万円以上の買い取り価格が付きます。
トータルコストが、けっきょく安いから
UQモバイルが提示している価格よりも、2年目以降高くなります。
でも、値段が上がるのを加味しても、UQモバイルのトータルのコストは、やっぱり大手キャリアのそれよりも、安いのです。
UQモバイルとauで比較してみましょう。スマホを購入して、新規で契約した場合の料金比較です。
それぞれの利用料金は、表のとおりです。
UQモバイルの支払額は、増額後もauの半額以下です。
2年間の合計金額は、auは16万円、UQモバイルは5万円となります。
2年間のトータルコストは、1/3以下という結果になりました。
UQモバイルは、巧妙なカラクリがありながらも、大手キャリアよりも格段に安くなっています。
やはり、大手キャリアと格安SIMの比較になると、月々の支払額に圧倒的な差が出るのは避けようのない事実です。
UQモバイルが唯一の選択肢だった、その理由は
現在、格安SIMのキャリアの数は、主要なものだけでも20社以上あります。加えて、大手キャリアも選択肢として挙がります。その中で、UQモバイルを選んで使っているのには、私なりの明確な理由があります。
「通信速度の速さ」と「安さ」を両立しているのが、実はUQモバイルぐらいなものだったからです。
大手キャリアは値段が高く、他の格安SIMは通信速度が少し遅い。
となると、「大手キャリアの高い料金を支払いたくない」「でも、通信速度は妥協したくない!」と考えた私には、UQモバイルが唯一の選択肢として残りました。
これが、私がUQモバイルを使い続ける理由なのです。格安SIMに興味はあっても、不便になるのは嫌だという人がほとんどなのではないでしょうか。
複雑なカラクリがありながらも、UQモバイルは他の格安SIMと比べると、頭一つ抜けているというのが私の感想です。
賢く節約したいなら、UQモバイルは、唯一、安くてストレスのない格安SIMであると考えています。
もしUQモバイルで節約したい方は、UQモバイルの公式ページから申し込でみて下さい。
ちなみに、乗り換えはオンラインショップがお得です
UQモバイルへの乗り換えなら、店頭よりオンラインショップがお得です。
待ち時間なしで契約でき、機種代金が最大1.8万円割引など、手間もお金も節約できます。
オンラインショップのメリットとしては、
- 機種代の大幅割引がある(最大1.8万円)
- SIM単体なら6000円キャッシュバック
- 自宅から楽に申し込める(待ち時間なし!)
という感じです。
乗り換えを考えているなら、ぜひオンラインショップからかしこく乗り換えをしましょう。
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